イメージするのは常に最強の自分

イメージするのは常に最強の自分

―――忘れるな。イメージするのは常に最強の自分だ。
外敵など要らぬ。
おまえにとって戦う相手とは、自身のイメージに他ならない。

せめてイメージしろ。現実で敵わない相手なら、勝てるものを幻想しろ。

Fate好きならご存知、赤い外套のアーチャーの名台詞。

俺は大学生の頃にFateをプレイしていてこの名言に出会ったわけなんだけど、当然にすごく感銘を受けたよね。

当時はFateってエロゲーのカテゴリーだったから二重の意味でw

最近のは知らないけど当時のエロゲーの主人公って、だいたい平凡で特徴がないのが特徴、割と普段はやる気がないんだけど、いざという時に本気スイッチが入った時は非凡な才能を発揮する。

要は、やればできるけど普段は凡人、ってタイプが多かった。

俺は勝手に、これはプレイヤーが自身を主人公に投影しやすいようにこんなキャラ設定がされてると思ってた。

そんな風に思い込んでたこともあって、もちろんこのアーチャーの台詞は主人公の衛宮士郎に対して言われたことなんだけど、俺は自分に言われたかのように受け止めてた。

常に最強の自分をイメージして、せめて想像の中では勝つ。

ともすれば、それは単なる妄想家で現実でそんなことをしていたら”イタい子”っていうレッテルを貼られるのかもしれないけど、俺はこれを信条にするほどに取り入れ実践していた。

ただ、現実社会での生活の中で強く意識しつつも、これっていわゆる現実を省みない、ゲームに影響を受けた現実との区別が付いてないダメな奴なのかな、っていう自己矛盾みたいな感覚も同時に抱いていた。

でも、初めてその言葉を聞いた時に強く感銘を受けてしまったのだから、俺はその感覚をいつまでも大切にしたかった。

それに、この考え方は絶対に人生にも役立つはずだっていう感覚があった。

すぐに自分で体感できたのは、結局ゲームを通じてしか体感できなかったんだけど(苦笑)

当時からハマってたFPSのオンライン対戦で、世界を相手に戦ってると自分より上手い奴となんてゴロゴロ出くわす。

その度に俺が、どんなに劣勢でも果敢に挑んでいけたのはこの台詞がいつも頭の中にあったから。

”イメージしろ”

自分にそう言い聞かせて、どこかに勝機はないか、最後の瞬間まで探すクセがついた。

ただ、自分の中でこれがすぐに効果を自覚できたのはやっぱりゲームの中でのことだから、現実社会ではやっぱり役に立たない、こんなことを考えてるのは変なのかなっていう疑念は尽きなかった。

それから何年かして、自分が本格的に起業を目指してセミナーなんかに積極的に参加するようになって、ほどなく”自己啓発”っていう概念に出会う。

もしくは世間一般に”成功哲学”って呼ばれてるもの。

当然俺も、起業するからにはその先に成功を掴み取りたかったんで、この分野も積極的に学ぶようになる。

まぁこの分野ってのはけっこうな食わせ物で、セミナーや教材ががナン十万円、下手したら百万単位の金がかかる、ハマると恐ろしい業界なんだけども、俺は積極的に関わっていった。

その中で出会ったことに、”イメージング”というものがあった。

当時からオリンピック選手レベルの人たちの練習法としても取り入れられてたみたいなんだけど、要は

”イメージするのは常に最強の自分”

ってことだよね。

”せめて想像の中で勝て”

この考え方は正しかったんだ!

なるほど、現実社会的にはイメージングと呼べばいいのか!

これなら俺は、アーチャーに出会った時から実践してるぜ!

なんて、嬉しくなってやけに鼻が高かったのを覚えてる笑

この辺りは過剰な自信家と紙一重になりかねないところはあると思うけど、俺は同じように起業したいと志ながらもすごい弱気で、自信のないネガティブ思考な人たちもたくさん見てきた。

そういう人たちはイメージングもできない。

自分ができてるところを想像することすらできないと言うので、にわかには信じられなかったし、逆に若くしてこの考え方に出会えていつも実践できていたことをすごく幸運だと思った。

今でもいつも、想像の中では最高の自分でいることを心がけてる。

例えば日本人って特に金持ちをよく思わない風習があるんだけど、ふと今日、こんな動画がオススメされてて(お、これは!)と思ったので速攻で見た。

人生で成功したいって思ってる人は特に、こういうのを我が事のように見た方がいいよ。

全てはそこからだよね。

羨ましい!妬ましい!!

なんて思ってたって人生変わらない訳で、

お〜、いずれは俺もこういうところに住むぞ!

って、自分事として捉えてワクワクしながら見て取り入れちゃった方がいいよね。

へ〜、17億で家を買うってこんな感じか〜、って。

あと、こういう富裕層の英語圏の人って特にユーモアだよね。

ギャグのセンスがすごく大人。

なるほど、スラスラッとこんなジョークがかませるようになりたいな。

今はこの人には勝てないけど、想像の中ではジョークセンスでこの人に勝つぜ!

みたいなことを俺はいつも考えてるね。

この動画を見て思い出したのが冒頭の台詞。

そういえば俺を俺たらしめてくれているのは、あの赤い外套の男だったなって。

あの背中は俺の心にも強く焼き付いてる。