ゲームしながら人生勝ち組に成りたいけど、うまくいかないあなたへ
- 2018.09.06
- ゲーマーのまじめな話

興味深い質問をいただいたので、”本当のところ”のぶっちゃけ話を交えつつ回答したいと思います。
いただいたご質問がこちら。
『僕もゲーマーですが、人生このままでいいのだろうかという不安をいつも抱えています。
いわゆる人生勝ち組、みたいな状態になりたいという思いもありますが、普段はついついゲームしてしまいます。
さすがにゲームばかりしていて、人生で成功するというのは無理だろうと自分でも思うのですが、ゲーム以外のことをやろうというモチベーションがわきません。
どうすれば人生変えられるでしょうか?』
誰もが抱く思いだと思う。
趣味、好きなことをしながら人生でも成功したい。
当然の思いだ。
俺の場合は、幼少の頃からゲームだけは生涯やり続けたいと思ってた。
大学生の頃にネットを使って在宅でも収入を得ながらゲームしまくって生計を立ててる、当時はネオ・ニートと呼ばれていた存在を知って以来、俺が目指すべきものはこれだと思った。
が、とりあえずは世間体とか親がうるさかったこともあって無難に就職をする。
しかしやっぱり、サラリーマンとして一生やっていく気には毛頭なれなくて、違う道を模索し始める。
そこで不労所得とか、やはりサラリーマンじゃなくてもやっていける方法があると知って、最初の転機、最初の脱サラを敢行する。
親とかにも黙って勝手に退職して、かつて憧れたネオ・ニートになるための資産形成を志す。
この時の俺の原動力、いわゆるモチベーションとなっていたのは、一番力を発揮していたのは負けん気、悔しさだ。
最初に就職した職場をやめる宣言した時、その会社の先輩たちからことごとくバカにされた。
俺は愚直でバカだったので、なんで辞めるか本当の理由を話して退職願を出した。
その理由とは、俺はプロゲーマーになって一生、ゲームをしながら生計を立てる、という野望だった。
当時は今よりもっとプロゲーマーなんて言葉は浸透していなかったので(せいぜい梅原さんが唯一の存在だっただろうか)、思いっきり笑われてバカにされた。
そんなことできるわけない。
夢物語だ。
現実は甘くない。
社会の飼い犬に成り下がってる目が死んだ大人どもから、散々バカにされた。
この頃の俺のモチベーションは間違いなく、こうやってけちょんけちょんにバカにされた悔しさだ。
見とけよ、絶対に成功して見返してやる!!
この思いだけで奮い立たせていた。
が。
うんまぁ、現実は甘くないというのはさもありなんかもしれない。
結果的に俺は一度挫折を迎えて、大人しく再就職して無難にサラリーマンとして過ごす潜伏期間が5年ほど存在した。
そこから再び立ち上がる勇気と原動力になったのはぶっちゃけたところ、恋心だった。
ゲームではない。
現実に(二次元ではなくw)、一人に女性に恋をして振られた←
ことによる悔しさで、自分が優秀な人間なんだと存在証明したくて起業した。
遮二無二行動することができたのは、純粋に惚れた人に振り向いて欲しかったからw
この時はゲームやり続けたいって動機は一切なく、ゲームやり続ける怠惰な日々を送りたいんだってそれを目指して行動してた時より断然パワーがあった。
俺自身のやる気(振られた悔しさから殺気寸前だったけどもw)がみなぎっていた。
と、いうのが正直な俺のモチベーションだったんだよね。
結果的にサラリーマンでいないと死んでしまうっていう世の幻想から脱却して突き抜けた現在、悠々とゲーム三昧な日々を送ってるけど、正直なところ俺の場合はこの生活を目指して突き進んでいた訳ではなかった。
結果的にこうなれただけで、俺が当初やる気に満ち溢れていたのは言ってしまえば女の子にモテたかったから。
でもこれは、俺の場合は、ということを強調しておきたい。
性格診断とかもたくさんやったし、常に自分を客観視するトレーニングはしてきたから自分の性格はよく知ってる。
俺はとにかく女好きでロマンチストだから、俺が何かを成す上で一番の原動力となるのは恋心なのは、自分を振り返っても間違いないと思う。
正直なところ俺の性格上、ゲームをモチベーションとするより本気で恋をした方が真剣になるのは間違いない。
これを狙ってやった訳じゃないけど、そこは運命に導かれるように心から惚れる女性に出会って、それでも振られたことでその悔しさから結果的に現在に至る。
冒頭の質問に対して俺の答えは、何があなたの真のモチベーションになるかはあなた次第。
焦らなくても、いずれ必ず真剣にならざるをえない事態が訪れるから。
こういう言い方すると運命っぽい言い方になっちゃうけど、俺はやっぱり事実は小説よりも奇なり、だと思うよ。
だから人生は面白く、何が起きるかわからないし、何かに翻弄されてやがて少年の心にも火が灯る時は来るから。
本当に続くモチベーションって無理やり捻出するものではないし、そんなことは絶対できないから。
好きでもない勉強を続けられないし、好きでもない仕事にやる気を出すことなんて無理だから。
いつも、自分が本当にやりたいことはなんだろうかと気にしていれば、自ずとやる気とやりたいことがマッチする時は必ず来る。
来たるべき時に備えてやっておくことがあるとしたら、まずは自分を客観視する習慣だね。
これは身につけておいて困ることはない。
今すぐ自分を客観視する手っ取り早い方法は、やったことない人はぜひこの性格診断を受けてみて欲しい。
自分がどういう人間なのか、データで正確にわかるから。