広告の反応率の正解とは?
- 2018.10.12
- ゲーマーのまじめな話

少なくとも独立を考えているビジネスマンであるなら、広告の反応率だけは正しい知識を知っていないといけない。
突然だがあなたは、正解を知っているだろうか?
いや、ボクは口コミで広めるんで大丈夫です!
とか言う頭おめでたい奴に成り下がっていないだろうか。
そういうことを言う奴に限って、具体的にどうするんですか?
って聞くと
まずはフェイスブックで知人友人に広めるっス!
というおめでたい答えが返ってくる。
それも立派な一つの広告だろうに。
ブログやフェイスブックだって、販促目的で活用するならそれは広告だ。
どんなに数字嫌いでも、ここだけは数字で把握してないと最悪、精神的にやられる。
ビジネス用語でPDCAと言うのがある。
最近は違う派生系とかもあるらしいが、一番有名なのはこれだろう。
プラン、ドゥ、チェック、アクション、の英単語の頭文字を取った、要は計画を立てて行動して、それを反省して次に活かしましょう!
という取り組みだ。
これを習慣にしてるビジネスマンとそうじゃない人は、雲泥の差がつくと言っても過言ではない。
一度独立してフリーランスになっておきながら、またサラリーマンに出戻りしてしまうような人。
要は起業に失敗する人というのは、たいていこれができていない。
ブログ記事だろうとツイッターのつぶやきだろうと、宣伝目的で書いているならそれは立派な広告だ。
いったい、何人の人がそれを見てくれて何人の人が反応したのか数字で把握していない人は、PDCAをしようにも改善すべきところがわからない。
何が悪いのかわからないので、どんどん見えない闇に飲まれていって結果も出せず、あぁ起業に失敗した!
となる。
広告から逃げて、ビジネスで成功することなどできない。
もっというと、これを数字で把握していないと、成功など夢のまた夢だろう。
さて、冒頭の問いに戻りたいと思う。
どんな媒体を使おうとも、それに反応してくれる人はいったい何パーセントいればオッケーなのだろうか。
10パーセント?
それとも30パーセント?
正解は、一つの目安とすべき指標は0.01パーセントだ。
あまりに低い数字に驚くだろうか。
広告を打ったことがない人は知るよしもないだろうが、誰もが目にしたことのある新聞の折り込みチラシ。
子供の頃ならおもちゃのチラシを探して、誰しも一度は気にしたことがあると思う。
あの新聞の折り込みチラシですら、下手なチラシは反応率は0.01%を下回る。
100枚ばらまいただけでは、1人も反応してくれないことなんてざらにある。
だから、チラシは大量にばら撒かれるし、ブログでアクセス数が大事だと言われるのはこれに関わるからだ。
100人の目に触れても反応されるかどうか、という世界なのである。
フェイスブックでいえば、なぜみんなこぞって友達を増やしたがるのかというと、要は広告を打った時に目に触れる数を増やしたいからだ。
友達100人できるかな?の精神で自己満足で友達増やしをしていたビジネスマンは穴を掘って反省しなさい(笑)
で、ここで何が言いたいかというと、頑張ってアクセス数を増やしましょう、という話ではない。
ネットだろうが紙のチラシだろうが、どんな媒体を使うかはあまり関係ない。
少なくとも個人単位でやるビジネスにおいて、意識すべきはいかにたくさんの人の目を引けるかではない。
急激にアクセスを増やすことなどできないのだから、そっちをモチベーションにしているとメンタルがやられる。
みんなに好かれるようにと、大衆向けのつまらない文章しか書けなくなるか、反対に炎上して注目を集めようとするようになってしまう。
そのどちらにも救いはない。
炎上マーケティングでは自分の求める客層にアプローチできないことはメンタリストDaiGoさんが自ら実験して公表してくれているので、確証が欲しい人はそっちを参照されたし。
そうではなく、意識すべきは反応してくれるたった0.01%の人のことを意識すべきである。
マーケティングの世界でターゲティングが大事だと言われるのは、要はそういうことだ。
大衆向けに広くぼんやり書かれた文章では誰も反応しない。
20歳大学生男子、ゲームが趣味で生きてきたが人生にこれといって夢も希望もなし。
いざ就活を目の当たりに控えているが、果たして俺の人生どうしよう。
こう思っている人に対して書く文章と、広く浅く書かれた文章という違いが、0.01%の反応率を左右する。
0.01%の反応率を出せればいい。
されど、その0.01%は決して甘いものではない。
大量のアクセスを集めることなんて意識する暇があったら、たった一人の心をどうやって揺さぶることができるかを考えるべきだ。
良い広告とは、これに尽きる。
いきなり何千、何万というアクセスを目標にしていると途方に暮れてしまうのは当然のことである。
そうではなく、たった一人に届く文章。
これがひいては、優れたキャッチコピーと呼ばれるものだ。
ぜひ、これを指標としてビジネスに取り組んでみて欲しいと思う。