先入観は捨てる。

先入観は捨てる。

昔読んだ本で、このテクニックだけ覚えて気をつけていることがある。

人脈を広げる上でのテクニックで、新しい人に出会った時に必ず先入観を捨てるというものだ。

どういうことかというと、人は新しい人に会った時でさえ、過去に自分が会ったことがある人物と比較して新しく出会った人の性格も予想してしまう。

初対面において第一印象が大事と言われる所以はここにある。

俺はこの知識を知ってから、新しく会った人は”ちゃんとその人”を見て話をするようにしている。

例えばこれは、コンサルをしてあげる場合なんかにも役に立つ。

優秀なコンサルとは個人的に、いかに”その人の強みを引き立てるか”という力が必要だと思っている。

通り一辺倒に、王道があると勘違いして誰に対しても同じことしか導けないコンサルタントなど三流だ。

また、単純に対人関係において相手とすぐに親密になるためにも役に立つ。

誰もが皆、潜在的に”自分を理解してほしい”という欲求を抱いている。

他の誰でもない、自分を見てほしいという欲求だ。

多くの場合、これは親子間の関係において形成される。

反抗期に親ともめるような人は得てして、この欲求を抱えやすい。

思春期に体験した不満は、その人の人格形成に大きく影響する。

それを汲み取って理解してあげることは、その人らしさを見つけることでもあり、それを見つけられた時、相手からの信頼度も飛躍的に得られる。

打算的ではあるが、強固な人脈を築きたい時に必ず役に立つ知識、テクニックだ。

人は普通、初対面の人でさえ、自分の既存の人脈から似た人と比較してその人の人間性を勝手に予測してしまう。

人には、自分にもそういう思考回路が備わっていると知り、自分は容易にそうしてしまわないように気をつける。

どんなに瓜二つな人に出会ったとしても、完全に今、新しく出会った人だと認識し、その人の魅力を探すようにする。

文字にすると簡単なようだが誰もが皆、ついうっかりやってしまうことであり、最初のうちはかなり意識しないとできないと思う。

しかし生きていく上では常に誰かと関わらなくては生きていけない世の中であるし、そういう世渡りのためのテクニックとしても習得しておくと必ず役に立つテクニックだと思う。

それに、とある究極的な目的のためにも、これは習得しておいて絶対に損はしない。

なんの本で読んだかさっぱり忘れてしまったが、実際本なんていうものは、大切な情報は10%くらいで後は水増しされたいらない情報なんて言われてるくらいである。

こんな感じで大切なエッセンスさえ学び習得してしまえば、本のタイトルなんて忘れてしまっても何も困らない。
(本の著者はたまったものではないだろうが)

読書という観点でも、その本の核となる真髄を見抜いて、それだけを学ぶというのはこのテクニックに通ずるところがあると思う。

ぜひ、そのものらしさを醸し出しているのはなんなのか、真髄を見抜く眼力を身につけてほしいと思う。