この時の私は知る由もなかった。

この時の私は知る由もなかった。

ツイッターで興味深い考え方がバズっていた。

いや全くその通り!

成功したいと望んでいる人間なら少なくとも、この考え方は必須だよ!

と、手放しで歓迎できるほど素晴らしい考え方でもないんで、ちょっと一長一短を解説したいと思う。

まず、この発想の素晴らしいところは”強制的に客観視する”っていうところだと思う。

要はこれが必要な人は、普段から自分を客観視することができなくて無謀な努力をしてしまう人。

ブラック企業に勤めてしまうような人は典型的だね。

自分が抜けたら会社が回らなくなってしまう…。

こんな謎の強迫観念というか、無駄なことまで必要以上に背負い込んでしまって一人で全てを抱え込んでしまう人。

客観的に見たら、自分が抱え込むべき責任以上のことを抱え込んでいることに自分で気づけていない。

もしくは、夢に向かって努力している人。

なかなか結果が出ないともう諦めようかな…という疑念が湧いてくるのは誰しも経験することだと思う。

この時、主観的にしか見れない人はハッキリ言ってしまえば成功しない。

花ひらくことはないだろう。

つまり、こんなセリフが出てしまう人である。

「こんなに頑張ったのに!!」

”こんなに”が、自分視点でしか見れていない努力であった場合、そりゃ結果が出るはずもありませんわなって話になる。

自分を客観的に見れる人は、こんなセリフが飛び出さない。

目標に対して今、自分がどこにいるかを客観的に見つめることができるので、あと必要なのはこれだけだな、って自分で判断して淡々と努力も続けることができる。

ただ、俺自身いろんな人を見てきた中で、”自分を客観視する”こと自体、得手不得手があるようだ。

苦手な人は自分を客観視することができない。

そんな人にとって、冒頭の考え方は使い方によってはいいクスリになる。

夢半ばで諦めてしまうことを阻止する良薬だ。

しかしここであえて”クスリ”という例えをさせてもらうが、このクスリには副作用がある。

もう、到底無理なことを継続させてしまうカンフル剤にもなりうる、ということだ。

結局のところ、自分を客観視できない人は自らに引導を渡すこともできないので、自分一人でもがくのはやめた方がいい。

そういう意味でも、何かを極めたいなら弟子入りするというのは大切なことだと思う。

自分がその分野に向いているかどうかは、その道のプロに判断してもらう方が確実ということだ。

自分を客観視できない人ならなおさら。

あと、この考え方に対してもう一つ警鐘を鳴らしておく。

例えばネットワークビジネスとか成功哲学にのめり込んでいる人たちに多いのだが、この考え方を発展させてこんな捉え方をする人。

俺はこのツール(もしくはスキル)を手に入れて将来的に大成功するから、今この金額を投資しても必ず回収できる!

要は、将来の自分を先に過大評価してしまって、取らぬ狸の皮算用で今払う投資金額を自分に納得させる発想だ。

これは、一生に一度しか使えない切り札と考えた方が絶対にいい。

二度目はない。

しない。

でないと、この考え方で”自分の成功”に賭ける思考癖がついてしまう人は、そのまま借金地獄に突入する可能性が大だからだ。

ネットワークビジネスや成功哲学にハマる人で、最初の一歩がこの考え方だった人の多くはそのまま泥沼にハマる。

最初にチャレンジしたもので結果を出せず、おかしい、俺の実力はこんなもんじゃない!

と、次から次へ違うものに転々としてその度に投資(出費)を重ねてしまう。

だいたい、先に挙げたようなネットワークビジネスとか成功哲学に長く関わってる人ほど全然結果を出していないし、なんなら違う会社から移住してきたような人ばかりだ。

関わる会社を転々として、その業界に関わり続ける。

しかし結果は出せていない。

こんな人は大抵、借金まみれになっている。

俺は将来的に成功するから、今この金額を投資しても回収できる!

この考え方は、一番最初のはじめの一歩に対してだけは有用だと思う。

しかしこの切り札を乱発してはいけない。

一度使ったら、もう使うことは命と引き換えぐらいに思った方がいい。

こんなお金の使い方が染み付くと、結局のところソシャゲのガチャに課金しまくる人と脳内環境が変わらない。

次こそは必ず!

なんて言って、不確かなものにお金を使いまくる。

ソシャゲのガチャを法律で規制するべきだ、なんて風潮が広まっているが、そもそも成功哲学の業界とかで似たお金の使い方が蔓延してるのに取り締まれるものでもないと思う笑

自分を客観視できない人は、素直に”弟子入りする”という道を歩んだ方がいいと思うよ。

自分の力を冷静に正しく評価できない限り、自力で頑張ることにはどうしたって無駄が多くなる。

良くも悪くも。

コンサル、コーチをつける価値っていうのはここだよね。

自分を強制的に客観的に評価してくれる人を横につけるから、無駄のない努力ができるし最短で進める道をアシストしてもらえる。

オリンピックレベルの選手でコーチつけてない人なんていないよね。

確かに、未来の自分がどうなってるかなんて現時点でわからないことだから、良い方に進むと賭けることもできるけど、がむしゃらに進んで失った時間は帰ってこないからね。

行動は計画的に。

つまるところ、何事も慎重さと大胆さのバランスこそが大切だと思う。