何気ない選択肢が告白だった 〜FGOで学ぶ文学〜

何気ない選択肢が告白だった 〜FGOで学ぶ文学〜

絶賛、FGOの水着イベント2018を堪能中なんですけど、その中に文学部じゃないと知らないんじゃないの?って小ネタがあって勉強になったので感想がてら。

マシュと二人で夜の浜辺で休憩している時のひととき。

マシュが

「星……綺麗ですね。」

って発言したことに対して選択肢が出て

「月も綺麗だよね」

って返答するとマシュが赤面するというものなのですが…

へぇ〜〜〜、知らんかった。

「月が綺麗」に、”愛してる”なんて意味があるんだねぇ。

夏目漱石の逸話が有名らしいけど、坊ちゃんは読んだことあるけど夏目漱石が英語の”I love you”を「月が綺麗」と訳したなんてエピソードは知らんかったわ。

でもこれ、日本語が奥深いというか情緒豊かというか、外国の人が日本人は回りくどくてわからないっていうのがわかる笑

“I love you”が「月が綺麗」て…

これ、和訳されたものを英語で書いた原作者が読んだら「???」ってなる案件じゃんw

ワタシ、そんなセリフ言わせてマセーン!

ってなるよねw

俺でもなる笑

おまけに面白いから、なんで愛してることを月が綺麗なんていうのかもっと語源を調べてみたんだけど、明確な語源はないらしいね。

タロット占いで星が片思い、憧れを表すからそこから”星が綺麗=貴方に惹かれています”、その返しとして”月が綺麗=愛してます”という返答が生まれたんだとかなんだとか…。

え?タロットが元ネタということは、割と近代に生まれた言い回しってことだよね。

少なくとも西洋文化が伝わって以降の出来事。

うわー、日本人の俺でもめんどくさい言い回しだと思っちゃうな…ストレートに愛してるって言ったらどう?w

まぁ、今回の出来事でいえばそういう暗に込められた意味を知ってたマシュだけ赤面するっていうちょっとしたほんわかエピソードが描かれたわけだけど。

これ多分、主人公はそんなこと知らずにただ月が綺麗って返答しただけだよね。

マシュが勝手に、それにはそういう意味もあって…って早とちりしたという。

ってか、これにちなんでさらに似たエピソードで、二葉亭四迷という明治文豪家がロシア語の「わたしは貴方のものよ…。」っていうロマンチックなセリフを日本人ならこう言うだろう、「死んでもいいわ」と訳したって…。

これは海外の人わからんなwww

ニホンゴワカリマセーン、っていうのも納得の暗喩だこれ。

なんだろうね、こういうのを日本語の奥ゆかしさと評価するか、誤解を招く原因とみるか…。

今だと京都人だけはこういう文化の元にいまだに生きてらっしゃるみたいだけど、言いたいことはストレートに言っちゃいません?

今の発言は嫌味だろうか?なんだろうか?なんて、いちいち裏を考えながら会話するなんて腹の探り合いしてるみたいで嫌じゃない?笑

日本語ってやっぱ奥深いな〜と感じた一夏の一幕でした。