ツインソウルという危険な恋愛

ツインソウルという危険な恋愛

どこでこの言葉を知ったのか自分でも記憶にないが、

この恋、ツインソウルかも!?

という恋愛をしたことがある。

ツインソウルという概念を知らない人にはなにそれ?と思われるだろうが、運命的でドラマティックな恋の究極系だと思ってもらっていいと想う。

要は、乙女心全開な、道端でぶつかった相手が王子様だった!!

くらいにあり得ない恋物語だとイメージしてもらえたらと想う。

が、しかし。

そんな乙女の妄想みたいな恋を、実際に自分がしてしまったことがある。

恋はもっとも人を狂わす、美しくも恐ろしい衝動だと身をもって体験した。

ツインソウルがどうしてそんな天然記念物クラスの夢物語な奇跡かというと、大前提として魂は生まれ変わる、輪廻転生の元に成り立つ概念だ。

まず、輪廻転生を信じるか信じないかという問題があるのだが、ここではそれがあるとする。

1万年と2000年前から愛してる〜、ということだ。

何度生まれ変わっても巡り会い愛し合う。

とっても少女漫画チックで乙女心パワーが全開になってきたと想う。

女子が大好きそうなラブストーリーだ。

だがしかし、この”ツインソウル”という概念はそれが妄想ではなく、実在するものとして考えられている。

この概念はもっと壮大で、それこそアダムとイブの人類誕生秘話、神話時代まで時は遡る。

ダーウィンの進化論との整合性は知らないだが、とにかくツインソウル的な考え方によると、その名の通り、二つの魂という概念が出てくる。

人はどのように誕生したのか。

スピリチュアル、精神世界の学問(?)では、一人の人間は肉体、魂、精神の3つの要素でできていると考えられている。

三位一体、という言葉が表すものはこれだ。

これら3つはもともと独立していたものが一つになって人を構成しているので、3つを完全に一つにする修行をしないと人生がちぐはぐになる。

どんな宗教にも修行という概念があるのは、つまるところこれを目指している。

で、そんな人を構成している3つのパーツのうち、魂というものはもともとこの宇宙全ての中でたった1つだったと言われている。

神様という概念が出てくるのだが、神が創ったとも神から分裂したとも言われるが、今では何十億という人類の魂がもともとはたった一つだった。

魂がどのように分裂したかというと、相反する2つの属性に分離した。

光と闇。

プラスとマイナス。

男と女。

この世のあらゆるものが2つで1つになることでバランスが取れるように、魂が陰と陽に分離したというのもまぁ頷ける。

で、そんな分裂を繰り返していった魂がA、B、C…と無数にあった時、Aという魂が分裂してAとA’になったとする。

ツインソウルという概念は、このAという魂が男の肉体に宿り、A’が女の肉体に宿って恋に落ちるとお互いがとてつもなく惹きつけられるというものだ。

もともと一つであったものだから、より強力に一つに戻ろうとしてものすごい好意を感じる。

出会った瞬間、雷に打たれたようにズッキューん!!と恋に落ちる。

そんなロマンチックな恋の究極系がツインソウルなのである。

輪廻転生の果てに出会うので、本当に奇跡的な確率で巡り会う。

この広い世界でたった一つのA’という魂を持った個体に出会うということだから、それは天文学的にレアなケースだというのは想像がつくと思う。

占い好きのようなスピリチュアル大好き女子はこんな恋をしてみたいと心ときめかせるのだが、不肖わたくし、メンズでありながら

ハ!?もしかしてこの恋、あの子はツインソウルの相手かも!?

という、おつむスーパーハッピーターンな恋心を展開させてしまったことがあるのです!

恋は盲目とは、本当に恐ろしい。

しかし俺の場合、そこはメンズなことと元から探究心が旺盛なので、自分の恋がツインソウルの巡り会いだとしたら、どうすれば成就させることができるのかこの概念について探究しまくったのです。

俺は新しい分野に出会ったらその分野の先駆者にすぐ弟子入りするので、実際にツインソウルブログを運営したり、カウンセリングやヒーリングのサービスを展開している人たちに片っ端から師事した。

俺は話し相手からぶっちゃけ話を聞き出すのが得意なのだが、そうして実際にツインソウルの恋愛をして他の人から相談を受けてる人たちの本音も聞き出した。

ぶっちゃけ、この恋はツインソウルなのかも!?って悩んでる人の99%がそんなことないらしい。

だってそもそも、ツインソウルというのは宝クジに当たるよりも激レアな確率で巡り会う奇跡なのに、世の中にこんなにツインソウルで悩んでる奴がいるわけない!プギャー!!

ってなくらい、ぶっちゃけてくれた人がいた。

ツインソウルで悩む人の大概が片思いやら不倫、浮気状態でいるらしく、そんな状況でも強く惹かれてしまう自分の心理状態に言い訳が欲しいだけだというのが実態だそうだ。

かく言う俺も、スーパー三角関係の片思いで、状況的には不利すぎるのに好意を諦めきれないことに、これはツインソウルだからめっちゃ好きで好きでたまらないんだ!

三角関係なのも、これは恋の試練なんだ!!

って、おめでたく考えたいが故に自分が思い込みたいだけだったと言える。

そもそも、ツインソウルには思いっきりわかりやすい見分ける特徴が出るらしく、爪の形がすごく似るんだそうだ。

で、俺は恐る恐る、ある時その片思いの子の爪を覗き見て(笑)

あ…、爪の形が全然違う…

と、現実を悟ったものである。

結局のところそのぶっちゃけ話をしてくれた人にも言われたが、人を好きになることは純粋にいいことである。

それを変にツインソウルだからとか言い訳を作らないで、単純にその人と距離を詰め、幸せになれる道を模索すべきだ。

ツインソウルなんて概念に振り回されても遠回りにしかならないし、それで占いとかに頼り出したら人生終了だよ、と言われた。

いやはや、全くもってその通りだと思う。

ちなみにその、ツインソウルかもしれない!!と、スーパー勘違いをした子とは完全に別れていくばくか、数年という月日が経過したがその後再び巡り会うこともなし。

この恋は運命の巡り合わせだ!!

と、思いたかったのだが、純粋にそんなことはなかったようである。

現実をしっかり見つめて、やはり地に足つけて生きましょうねということが、人生の教訓であるようだ。

でもあの頃は、本当に頭の中が彼女のことでいっぱいだ〜、という恋の病状態だったんだよな。

恋は盲目って恐ろしいよね。